書籍名 |
攻防自在 護身術空手拳法(復刻 初版:昭和9年) |
ISBN番号 |
9784898051207 |
定価 |
1,760円(税込) |
販売価格 |
1,760円(税込)
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購入数 |
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摩文仁賢和・宮城篤正解説 船越義珍と共に沖縄の空手を全国に普及せんとして関西を中心に活躍した摩文仁賢和が、糸東流を創設すると共に発行した処女出版に解説を加えて復刻した本書は、草創期の近代空手の実相を今に伝える第一級の資料である。当時の伝統的古武術としての実践的要素の深い空手道の姿を記録しており、たとえば第二章補助運動には「金的(陰嚢)の蹴り方」まで収録されている。刊行当時、今では禁じ手となっている技法が公然と主張されていたのは興味深い。糸東流開祖による流派創立のマニフェストとでもいうべき記念碑的著作。「三戦」「開手」の分解の他、富名腰義珍、小西康裕、松本静史、田中吉太郎による「研究余録」を収録。 B6判、並製、166頁 定価(本体1,600円+税)
〈目次〉
口
序・・・小西康裕
序・・・著者
総論
第一章 空手と其の沿革
第二章 空手の流派
第三章 空手と心身鍛錬
第四章 空手の實用的効果
各論
第一章 空手術の予備運動
第二章 空手の補助運動
第三章 空手拳法基本運動
第四章 修行者の心得
研究余録(参考資料)
一、糸洲派流祖恩師糸洲安恒先生遺訓
二、拳の大要八句
三、十年前の回顧・・・慶應大学空手部師範 富名腰義珍
四、拳脚死活の心得・・・警視庁空手師範 小西康裕
五、唐手拳法を讃ふるの歌・・・松本静史
六、着語・・・居庸山人 田中吉太郎