榕樹書林

清代初期中国琉球文人交流の研究 程順則と陳元輔を中心として

Category : 歴史

書籍名 清代初期中国琉球文人交流の研究 程順則と陳元輔を中心として
ISBN番号 9784898052631
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9,900円(税込)

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 一六〇九年の島津氏による琉球侵略の後、琉球は中国との関係を再構築し、中国文化を積極的に取り入れ新しい琉球文化を作り出していったが、この任い手こそ中国に留学し、国子監や福建柔遠駅で学んだ琉球官生や勤学であった。
 本書は程順則や蔡鐸などの琉球のエリート文人と、中国の漢詩文や儀礼等を教えた福建知識人のネットワークとの関係を、生み出された漢詩文を読み解くことを通して明らかにした労作であり、その元となった論文によって著者季龍飛氏は琉球大学より学位を授与されている。
 中心として登場するのは福建で琉球人に漢学を教えていた陳元輔と、その弟子で後に琉球王国を儒教によって再建を領導した程順則である。
 程順則は一六八三年を皮切りに一六八九年、一七〇六年と三度にわたり中国に学び、儒教テキストとして『六諭衍義』、琉中の航海指南書『指南廣義』を板行している。
 更に陳元輔らの福建知識人と琉球文人との交流の成果として『中山詩文集』『柔遠駅草』『枕山樓詩話』など幾つもの詩集を刊行している。
 本書はこれらの詩作品を読み解き、作者として登上する人士の来歴やそのバックボーン、交友関係は勿論のことその思想的系譜までも明らかにしている。
 中国での深い文化的交流の成果は琉球の政治と社会を再構築する為の「知」として活用され、大きな役割を果すこととなった。
 本書はばく然としてしか語られてこなかった琉球と中国の文化交流の内実を明らかにすることで琉中関係史に新しい光をあてるものであり、その意義は大きい。


季 龍飛 著
上製・479+7頁・A5判 2026年刊行 定価9,900(本体9,000)円
ISBN978-4-89805-263-1

目 次(抄)
序文                上里 賢一
序章
 第一節 研究意義と方法
 第二節 清初期(順治、康熈)福州における文人交流の背景について
第一章 康熈年間、琉球勤学人の師匠について
 第一節 陳元輔に関わる資料の紹介
 第二節 陳元輔の経歴について
 第三節 陳元輔の詩学観の初歩的な分析
 第四節 陳元輔の福州の友人
第二章 陳元輔、王登瀛と琉球の弟子及び友人
 第一節 康熈年間福州柔遠駅における琉球文人について
 第二節 陳元輔と梁氏、蔡氏の交遊
 第三節 陳元輔と程順則の交遊
 第四節 程順則の福州及び貢路における交友関係
 第五節 王登瀛の琉球人との交友関係について
第三章 勤学師匠と琉球文人の学習・交流活動について
 第一節 柔遠駅における学習に関して
 第二節 詩碑と勤学の漢詩創作
 第三節 交流活動の諸相
終章 終わりに―研究の総括/附録/索引

著者プロフィール
季龍飛( jì lóng fēi )
一九八八年 中国江蘇省泰興市に生る
二〇一二年 中山大学南方学院卒
二〇一五〜二〇二〇年 琉球大学大学院 学位取得
二〇二一〜二〇二三年 清華大学ポスドク
二〇二三年〜西華大学准教授


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