榕樹書林

9 人頭税はなかった―伝承・事実・真実

Category : がじゅまるブックス

書籍名 9 人頭税はなかった―伝承・事実・真実
ISBN番号 9784898051832
定価 990円(税込)
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990円(税込)

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来間泰男著 宮古・八重山への首里王府による収奪を語る時、必ず出てくるのが「人頭税」をめぐる「物語」である。しかし、それは真実なのか?「人頭税」が大上段に語られることによって、かえって歴史の事実と真実が歪められているのではないのか、として、著者は様々な史料のデータを解析し、事実を明らかにする。みえてきたのは、先島のみならず本島をも含めた沖縄のあまりに低い生産力がもたらした苛酷な生活であって、それが必ずしも「人頭税」というものではない、という事実である。本書は沖縄史の書き替えを迫る挑戦の書である。著者は又、多くの識者の著作にみられる人頭税の捉え方にひとつひとつ反論し、自らの見解に対してそれらの識者が意見を明らかにすることを求めている。事柄をあいまいなままに放置することなく、はっきりさせようじゃないか、という訳である。さあ、どの様な反論がかえってくるであろうか! A5判、並製、96頁 定価(本体900円+税)

〈目次〉

はじめに
第一章 人頭税はなかった
第二章 先島近世の「人頭税」の実態とその意味
第三章 人頭税は、どのように語られてきたか
第四章 人頭税廃止運動とは何か
第五章 私への批判への反批判(やはり人頭税はなかった―得能氏の批判に答える)
おわりに


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